パタハラ記録(復職~2度目の育休)

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登場する会社名や人名はすべて仮名。

とってん社:会社名

山田:札幌営業所の所長

小沢:札幌営業所の先輩

安藤:直属の上司

新田:同じ案件のリーダー

私 :札幌営業所の末端社員

 

復職したところ…

育休を半年取得予定だった。しかし、携わっていた案件が落ち着いていなかったため

一旦育休は3週間に短縮し、落ち着いたら再度育休に入る事にした。

あっという間に3週間経ち復職。

すぐに新田に案件の課題や直近の作業内容をヒアリングしたところ、何の仕事も振られない。

話をよく聞くと私は案件から外されていた。

安藤の言った「育休取ったら戻ってくる場所が無くなる」の通りになった…

私を案件から外した人物は誰なんだろう?この時は分からなかった。

 

 

干され、何の意味もない検証を続ける

新田との案件は無くなり、次の案件について各人に問い合わせた。

上司の安藤に指示を仰いだが「自分で考えろ」、同じ札幌営業所の山田と小沢からは

「今は何もない」と言われた。

復職したのは9月、ここから12月まで自習期間になる。

12月までの間、(生粋の悲観的人間なので)仕事外しをされている可能性を考えた。

できるだけ暇ですアピールや週1で案件獲得状況を各人に聞くなどし、仕事外しの証拠をちまちま集めた。

 

 

案件がないので2度目の育休を取るが

前述の様に仕事が落ち着いていた?ので12月末に2度目の育休を取得。

4月中旬まで何の問題もなく過ごす事になった。

育休中にできる限り最悪の事を考え、育児休業法や労働法を調べていた…

パタハラ記録(妊娠報告~出産)

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つらつらと書く。

一般の会社員である私が育休を取るに当たり、苦労した内容とその対応を書いてみる。登場する会社名や人名はすべて仮名。

とってん社:会社名

山田:札幌営業所の所長

小沢:札幌営業所の先輩

安藤:直属の上司

新田:同じ案件のリーダー

私 :札幌営業所の末端社員

 

妊娠報告、周りの反応

ある年の11月、妻が妊娠した。大きな仕事のない状況が続いていたので9月から計画し妊活をしていた。早速、翌年の8月に出産予定である事、育休を半年取る予定である事を会社に報告した。

上司の山田の第一声は「どうすんだ!?お前。育休中の収入は?」だった。どうやら育児休業給付金の制度を知らないらしい。また、祝いの一言もなかったので私の育休取得を良く思っていないのかもな、と感じた。

先輩の小沢からは「赤ちゃんは寝てるだけ」「夫はできる事無いよ」「仕事のキャリアパス邪魔されていいの?」だった。彼には子どもがいるが育児は奥さんと奥さんの母に任せていた。なのでそういった発言が出るのはまだ分かる。しかし最後の言葉が引っかかった。今後の仕事に影響する何かをされるのでは?と不安になった。

別の上司の安藤に報告した際は、「お前が育児なんて想像できない」「育休取ったら戻ってくる場所が無くなる」と言われた。私はここでパタハラの兆候を確信した。

周りからしたら大きな仕事もしていない分際で育休なんて生意気だ。とでも思っていたのかもしれない。

 

仕事の状況

翌年の1月、1年以上掛かる案件に配置された。リーダーの新田、そのサブで私の2人チームだった。新田と前述の上司連中に改めて8月に妻が出産予定である事と育休を半年取る予定であると報告した。反応は「あーはいはい」といった感じだった。

案件は順調に進んでいたが、7月に入り難航し始めた。理由は新田が客先に提案した内容が技術的に無理な内容である事が分かったためだ。新田が提案したシステム要件は技術者の書いたブログから引用、しかしブログをきちんと理解しておらず、要件を満たすために挙げたソフトウェアだけでは足りなかった。私の役目は新田の提案を技術的に実現可能か検証、報告する事だった。新田の提案を否定する報告しかできず人間関係は悪化。現実逃避したいのか私を無視するようになった。人員を追加し、私の報告に誤りがないか確認してもらったが内容は私のものと同じだった。

こんな状況だったので、半年の予定を3週間に変更して育休に入る。